北アルプス 登山

10月 北アルプスの女王 燕岳 人気の山小屋燕山荘に泊まってきました

こんにちは、オザ(@oz051619)です。

今回は北アルプスの女王と呼ばれる燕岳に行ってきました。

週末はとても賑わう燕山荘。

休日出勤の代休を金曜日に取得して平日のちょっと空いた燕山荘を満喫します。

去年のリベンジ登山です。

今回の主目標はもちろん燕岳に登ることですが、平日で空いているであろう燕山荘に泊まってみたい!!

そんな企画です。

登山ルート

雨の中央道を走り、中房温泉登山口第一駐車場。

晴れ間が出ており、虹が出ています。

駐車場

平日の悪天ということもあって、週末は車中泊しないと無理と言われる中房温泉登山口駐車場ですが、狙い通りにガラガラです。

中房温泉駐車場 基本情報

〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明

駐車場

第一駐車場から第三駐車場まであります。

中房登山口まで450mの位置にあり、ここに40台停められます。

第一駐車場にも登山者用の仮設トイレがありますが、殺人的に汚いので登山口の脇にあるトイレまで我慢したほうがよさそうです。

登山道までの道

アスファルトの道路をトコトコ登ってゆくと登山口が見えてきます。

登山相談所

登山届もここにあります。

しっかり記入しましょう。

いざ、燕岳へ

山に登ります

平日とはいえ、他の登山者の方の姿もちらほら見えるなか、日本アルプス三大急登と言われる合戦尾根に挑みます。

看板

合戦尾根には等間隔でベンチが設けられています。

第一ベンチ~第三ベンチ、富士見ベンチ。

登山道もよく整備されていて歩きやすく、危険個所もありません。

あまり登山経験のない方でもベンチで休みながら登れば確実に頂上にたどり着けるようになっています。

登山口にいたときは晴れ間も覗いていたのですが、登るにつれて天気は下り坂。

せっかくベンチがあってもビショビショで座れません。

合戦小屋

合戦小屋に到着。

風がゴォゴォ鳴ってて、雨が降る中を雨着着て登ってきました。

合戦小屋のメニュー

雨と風の影響で寒いです。

すべてが美味しそうに見えます。

ココア

ホットココアで温まります。

燕山荘

ガスっててなにも見えない中を燕山荘に到着です。

写真撮ろうと思ったのですが、ケータイを取り出すたびに雨でケータイがずぶ濡れになるのでやめました 笑

燕山荘について

Web予約を済ませていたので、燕山荘のフロントで受付。

噂には聞いていましたが、燕山荘は宿泊受付をタブレットで済ませるのです。

富士通のタブレットに自分がWeb予約時に登録した電話番号を入力すると、脇に置いてあるプリンターから住所などが記載された宿泊票が出てきます。

山小屋に登ってまでタブレットに向かい合うとは思いませんでした。

充電コーナー

ケータイの充電ができます 笑

電力が貴重な山小屋ではありえないこのクオリティ。

燕山荘への到着は12時前でしたが、風雨が強いので本日の山頂は諦めます。

乾燥室

立派な乾燥室。

更衣室

乾燥室の一角に更衣室もあります。

とりあえず寝床に案内される前に雨着とザックカバーをここで干します。

居室

山小屋の人達もとっても親切。

人数が多くて、若い人が多い印象を受けました。

丁寧に燕山荘のルールを説明して頂けます。

寝床に案内されたら、前から気になっていた噂の燕山荘内を探検です 笑

寝床は二階建ての蚕棚みたいになってます。

自分は2階、この梯子が転げ落ちそうで怖いです、、、

梯子から2階に登るときに梁に思いっきり頭をぶつけました。

2階より

2階の寝床からの高度感、怖いですね。

シャンデリア
食堂

階段の綺麗な照明に清潔感のある食堂。

液晶テレビでニュースなどが流れていて、あまり山小屋らしさを感じません。

食堂メニュー
ケーキも豊富

喫茶室のメニューも豊富です。

これが噂のケーキセットです 笑

ビーフシチューセット

早速、食堂でビーフシチューセットを注文。

シチューもしっかりお肉が入って煮込まれていて柔らかいです。

ソーセージセットとビール

ソーセージセットとビール。

外も雨ですし、結局こうなります 笑

寝床

外は雨。

4畳ある寝床スペースは結局後に来たオジサンと二人で使いました。

枕の数を数えたらこのスペースに8個。

1畳2人で使うことを考えると苦しいですね。

布団がびっしり

新館のほうに行ってみると、未使用の部屋。

混んでるとここにずらーっと寝るのかと気が滅入りそうですね。

エントランス
燕山荘グッズ

綺麗で大きな玄関。

そしてさすがは燕山荘、Tシャツ、手ぬぐい、バンダナなどのオリジナルグッズが豊富です。

燕山荘の夕食

燕山荘の夕食。

チーズinハンバーグが美味です。

一人で泊っているので同じテーブルの方達と御櫃を回しあって御飯を食べます。

連泊の方もいらっしゃるようで、連泊の方にはさりげなく別メニューが用意されていました。

夕食のあとは、食堂で燕山荘オーナーによる山のお話とホルンの演奏会があるはずで楽しみにしていたのですが、その日は不在のようでお休みでした。

もう一回泊まりにこないといけないみたいです、、、

燕山荘は21時消灯。

やることなくて8時には寝てしまいます。

燕山荘といえば独特の寝袋式寝具を使うと聞いていたのですが、案内された寝床は普通の薄っぺらい布団。

最大の難点は寝具です。

敷布団が薄すぎて背中が痛くなります、、、

あの薄い敷布団だけは改善して欲しいところです。

夜中に痛くて目が覚めて、頻繁に姿勢を変えることに、、、

燕山荘の朝食

燕山荘の朝食時間は5時。

夕食といい朝食といい、食事にデザートがつくのが凄いですね。

ご来光

本日の日の出時間は5時40分。

御飯を食べて、フリースとダウンジャケット着て外に出ます。

2日目は雲一つない快晴。

朝の燕山荘
ご来光①
ご来光②
ご来光③

雲海とオレンジに染まってゆく空。

普段なにげなく見上げている太陽ですが、神聖なもの以外のなにものでもありませんでした。

燕岳山頂へ

やっと外に出て燕岳山頂を目指します。

山頂へ

登った日は風雨とガスでなにも見えませんでしたが、こんな風景が待っていたとは、、、

イルカ岩

あちこちで見かけるイルカ岩にも会えました。

メガネ岩

メガネ岩です。

山頂標識

山頂標識です。

大きな山頂看板があるわけはなく、質素ですね。

山頂からの風景

山頂からは360度すべて見渡せます。

ダルマ

燕山荘に戻ってきてダルマともご対面。

振り返ったら燕山荘

晴れ渡った空の下、後ろ髪を引かれながら下山。

下山中にとっても沢山の登ってくる方とすれ違いました。

さすがは燕岳ですね。

下山後のお楽しみの温泉

有明荘

下山後は有明荘で温泉&ランチ。

この有明荘、燕山荘グループなので燕山荘に泊まったことを証明できるなにかを持っていれば入浴料が100円サービスされます。

山賊焼き

ランチは山賊焼きを注文。

山賊焼きって長野の郷土料理なんですね。

早く帰ってき過ぎて物足りない感もありましたが、信州を堪能した1泊2日でした。

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