こんにちは、オザ(@oz051619)です。
今や日本で85%以上の人達が持っているといわれるスマートフォン。
日常生活を便利にしてくれるアプリは登山の世界にも進出してきています。
私もここ1~2年で登山関係のアプリをスマホに沢山入れるようになりました。
使ってよかったアプリ、おすすめのアプリを紹介したいと思います。
地図系アプリ
「登山には紙の地図に決まってるじゃないか!」という方も多いかと思いますが百聞は一見にしかずです。
私も最初は紙の地図派でしたが、一度使ったアプリの便利さに陥落して現在に至ります。
山と高原の地図
いわずと知れた山と高原の地図のアプリ版です。
なんといっても地図の見やすさと情報量の多さ。
私が使っているのもこの山と高原の地図です。
紙媒体の地図がそのままアプリになったイメージ。
山では少ないトイレの位置、危険個所、急勾配まで一目ではっきりわかります。
山と高原の地図はアプリ本体は無料、地図1エリア500円で購入できます。
また山と高原の地図ホーダイという定額制のアプリもあります。
月額400円の定額制で全エリアの地図を利用でき、事前の登山計画を作成する機能も備えています。
GPSの精度は大丈夫なの?
数年前に較べてGPSの性能は格段に向上しています。
自分がどの方角を向いているかもアプリを立ち上げればすぐにわかります。
地形によってたまに矢印がずれていることもありますが、すぐにわかるレベルです。
山の中で圏外になったら地図アプリも使えないのではと思いがちですが、地図データは事前にスマホにダウンロードするため圏外でも地図上に現在位置を表示することができます。
スマホの電池の消耗が激しいのでは?
とにかく圏外が多い山間部、放っておくと電池が消耗してしまいます。
山中で電池消耗が激しいのは圏外エリアでスマホが電波を探しているからです。
山に入っているときだけスマホの設定を飛行機に乗っているときに使用する「機内モード」すれば電池の消耗は大幅に少なくなります。
ただ、山と高原の地図の「ルート記録」機能を使うと電池の消耗が激しいです。
このルート機能とはオンにしたまま移動したルートがピンク色になり移動距離と移動時間が記録されます。
Googleマップじゃだめなの?
街中で便利なGoogleマップ。
残念ながら山では不向きといえます。
インターネットに接続していないと見れないためです。
また山で電波を拾えたとしても等高線なども大雑把です。
道迷いの可能性があるのでちゃんとした登山用の地図アプリをインストールしていったほうが無難です。
お楽しみ系アプリ
AR山ナビ日本の山16000
山頂にたどり着いたときに遠くに見える山々の美しさに見惚れて「あれはなんていう山なんだろう」と思うことはありませんか。
そんなときに名前がすぐに出てきたら山頂に登ったときの楽しさが倍増します。
そんなときに使っているのがAR山ナビ16000です。
アプリのカメラ機能を起動して山に向かってかざせば山の名前を教えてくれます。
残念ながらこのアプリはiOSしか対応していないようです。
androidの方は他にも類似するアプリがあるみたいです。
ヤマスタ
ヤマスタとはスタンプラリーアプリです。
これはアプリの画面です。
山頂に着いたらアプリを立ち上げてチェックインをすればその山オリジナルのスタンプが貰えます。
山頂に行くと目の前の景色やら山ごはんの準備やらでいつもアプリでのチェックインを忘れてしまいます、、、
山頂が圏外でチェックインできなくても「仮スタンプ」が発行されます。
電波が届くところに着いてアプリを立ち上げれば無事にスタンプを入手できます。
随時スタンプラリーも実施しているようですが現在はコロナウイルスの影響で休止中になっています。
GreenSnap
山を歩いているときにふと登山道の脇に生えている植物が目に留まることはありませんか。
なにげなく綺麗な植物を見かけてふと嬉しくなったりするのも登山の醍醐味の一つです。
ただ、山に登山用の植物図鑑を持っていくほど熱心でもなく、かといって記憶力が絶望的なので山で見かけた植物を覚えておけません。
そんなときにこのGreenSnapというアプリを使っています。
一言でいえば、GreenSnapは気になる植物の写真を撮ればAIがその植物の名前を教えてくれます。
ただこのアプリ、まだまだAIも発展途上。
メジャーな植物でしたらまず的中をしてくれますが、山の中でのマイナーな植物は苦手だったりもするようです。
そんなときには「名前を教えて!」機能があります。
GreenSnapは植物好きが集まるSNSになっています。
タグをつけてSNSに写真をあげれば、植物に詳しい利用者の方がすぐに名前を教えてくれます。
スマホのバッテリー切れに注意
アプリを起動させていると通常よりもスマホのバッテリーを消費します。
ひょっとしたら道迷いや遭難で救助を呼ばなければならくなったときに肝心のスマホのバッテリーがなくなっていたら命とりです。
山ではなにが起こるかわかりません。
もしものときのために山に入るときには必ず予備のバッテリーを持っていきましょう。
モバイルバッテリーさえあれば電池の心配なく登山ができます。
ただ無事に下山して家に帰るまでが登山。
アプリの使用は山では最小限に留めましょう。