こんにちは、オザ(@oz051619)です。
多くの人達にとって人生初めての緊急事態宣言が解除になりました。
少しずつ暖かくなっていく春先の休日。
梅雨入り前にどうしても登山がしたいと思いまして丹沢へ。
今回はあの鍋焼きうどんで有名な丹沢の鍋割山を選びました。
去年、5月の連休に塔ノ岳に登って以来の丹沢です。
今回鍋割山は初めてです。
神奈川県民が神奈川の登山を語る上で塔ノ岳と鍋割山は欠かせません。
歩いた道
大倉山の家⇒西山林道⇒二俣⇒後沢乗越⇒鍋割山山頂⇒休憩⇒後沢乗越⇒二俣⇒西山林道⇒大倉山の家
登山口の駐車場へ
朝の秦野ビジターセンターです。
例年よりは人が少ない気がしますがバスが来たときにバス内を見ると「うわっ、三密じゃん」と思ってしまいます。
登山は三密に関係なさそうなイメージですが公共交通機関を使う場合は無関係ではありません。
去年と同じ大倉山の家の有料駐車場に車を停めさせていただきます。
終日停めて1日500円です。
秦野ビジターセンター周辺に他にもコインパーキングは点在するのですがどこも満車。
駐車場敷地面積が一番広そうな秦野ビジターセンターの駐車場は8時~21時までのため登山者の朝には間に合いません。
登山口へ
大倉山の家駐車場に車を停めると沢山の登山者の方々が丹沢の山に入っていきます。
この人達にそのままついていってはいけません(笑)
このまま進んでしまうとバカ尾根と呼ばれるルートを通って塔ノ岳に行ってしまいます。
今回登りたい山は鍋割山。
左右が畑のアスファルトの道を歩いて鍋割山に行くための登山口まで歩きます。
塔ノ岳に向かう人は沢山いたのに鍋割山へは誰もいません。
鍋割山に向かう人は大倉山の家よりも秦野ビジターセンターに車を停めたほうがわかりやすいかもです。
西山林道をひたすら歩く
平坦な西山林道をひたすら歩きます。
神奈川県の水源の森になっているらしく鳥の鳴き声と川のせせらぎしかしない中を歩きます。
しかし誰も歩いていません。
林道を一人で歩き始めて50分くらいでやっと他の登山者に出会いました。
二俣を後沢乗越へ
西山林道の終わりの頃に見つけた噂で聞いたことのあるペットボトル。
ペットボトルの中に詰まっているのは山頂の鍋割山荘で使うための減菌済みの水。
体力のある登山者の方はペットボトルを鍋割山荘まで運び上げて欲しいとのことです。
「これが鍋焼きうどんの材料にんかるのかー」と思いながらも体力に余裕がないので遠慮して身軽に歩きます。
小丸尾根と後沢乗越のどちらからでも鍋割山を目指すことができますが、小丸尾根は遭難が多いとの標識があったので後沢乗越経由で鍋割山を目指します。
これまでは砂利や土の平坦な道をひたすら歩いてきましたが、やっと山らしい道にさしかかります。
後沢乗越の分岐手前あたりから登り坂が始まります。
ひたすら登りです。
森林帯のため眺望もなく、梅雨前で肌にまとわりつくような湿気の多さ。
後沢乗越分岐から山頂までのコースタイム1時間20分は急な上り坂になります。
これがキツい、、、
鍋割山山頂へ
急な登り坂を登っていると鍋割山荘の太陽光パネルが見えてきます。
山ごはんの食材は用意してきましたが、やはり鍋割山と言ったら鍋焼きうどん。
しかし鍋割山山荘の入り口には貼り紙が、、、
コロナウイルスを警戒して小屋のなかは立ち入り禁止になっていました。
用事があるときは小屋の入り口に立って小屋の人を呼ばなくてはなりません。
マスクをしていなければ受け付けてくれないようです。
同じタイミングで山頂に登ってきた外国人の登山客の方もいたのですが鍋焼きうどんを注文しようとして不用意に小屋の入り口に近づいたらマスクをしていないということで小屋の人に怒られてました、、、
まだ未知なところが多い新型コロナウイルス。
医療体制も脆弱ですぐに助けが呼べない、助けに来た人達に二次感染の可能性がある山小屋では用心に越したことはないですね。
これから夏山シーズンに入りますが山小屋クラスターなんかが発生しないことを祈ります。
あまり小屋に近づいたらいけない雰囲気だったので鍋焼きうどんを食べずに山頂で自炊。
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山頂からの展望
ガスっていてなにも見えません。
晴れてたらここから秦野市外が見下ろせたはずです。
登り3時間30分弱、下り3時間弱の行程。
蒸し暑い登山でした。
帰りの温泉
帰りは秦野の温泉「さざんか」に立ち寄りました。
丹沢に登ったあとはここに立ち寄っています。
休日・祝日は入湯料850円です。
「さざんか」は緊急事態宣言で休館しており6月5日に再開したばかりなので施設の玄関に机が出されており従業員の方が一人ずつ手に消毒液を吹きかけ、非接触型の体温計で検温される徹底ぶりです。
最初から最後までコロナウイルスを意識する登山でした。