こんにちは、オザ(@oz051619)です。
2020年1月に中国の武漢を大混乱に陥れたコロナウイルス。
テレビでそれを眺めていた頃は日本に飛び火してここまで大騒ぎになるとは思いもしませんでした。
2020年4月に政府が緊急事態宣言を発出。
それに伴う登山自粛ムードにより2020年の春山登山はお預けとなりました。
緊急事態宣言も終わり、再び山に足を踏み入れたとき山の習慣や装備が変わっていました。
コロナで変わってしまった登山事情
これは2020年4月4日の「さわらびの湯」の写真です。
コロナウイルス感染防止のため、土日が臨時休館になっています。
棒ノ折山下山後に立ち寄りました。
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このときは下山後に楽しみにしていたお風呂にも入れませんでした。
緊急事態宣言明けに登った丹沢の鍋割山。
鍋焼きうどんで有名な鍋割山荘ですが、小屋内立ち入り禁止になっていました。
鍋焼きうどんを注文するためには小屋の入り口から、マスクをして注文しなければいけません。
ただでさえ下界より物資が少ない山小屋でクラスターが発生したら、目も当てられません。
ここまで神経質になるのも頷けます。
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尾瀬の燧ケ岳に登ったときにテント泊をした尾瀬沼ヒュッテです。
ここではテント泊でも尾瀬沼ヒュッテのお風呂に入れることが楽しみの一つでしたが残念ながらお風呂に入れるのは尾瀬沼ヒュッテの宿泊者限定になっておりました。
館内に入る人をできるだけ少なくしたいようです。
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withコロナの登山で用意するもの
「登山は屋外だし、ソーシャルディスタンスも保てそうだから大丈夫そう」
よくこんなことも言われます。
しかし登山だと気持ちも開放的になってしまっていつもよりもウイルスに対してガードが緩くなってしまいます。
山でも「うつさないし・うつされない」しっかりした対策を行いましょう。
マスク
山でも必須アイテムになっているマスク。
急な上り坂で息が苦しくなってしまったり、汗で濡れて気持ち悪くなって一気に呼吸困難。
飛沫感染対策は必要だけど、山小屋や人が近くにいるとき以外では必要なの?と思ってしまうことがあります。
実はこのフェイスマスクは”日本山岳ガイド協会 推奨認定品”とのことです。
ストレッチ性に優れた接触冷感素材を使用しており一度濡らして絞って使うと、気化熱の働きで”接触体感温度が3度下がるひんやり感”があるそうようです。
また、各社フェイスマスクを発売しています。
ニトリのNクールネックカバー。
なんと599円(税込)。
登山ブランドのネックカバーを買ったら普通に1,500円~2,000円くらいします。
さすがニトリと言わざるを得ません。
生地はサラサラしており、触れたときにヒンヤリとした冷たさを感じます。
唯一にして最大の欠点は呼吸しづらいこと。
鼻呼吸用と思われる位置に穴があいていますが、いまいち呼吸しずらいです。
アルコール消毒液
携帯用のアルコール消毒液です。
山に行くと目の前の雄大な景色や開放感で油断します。
山ごはんを食べる前、山小屋の共有部に触ったあとは大丈夫ですか?
不特定多数が触る場所を触ったあとはしっかり手指消毒。
インナーシーツ
山小屋に泊まるときに必須となってしまったインナーシーツ。
布団で寝るときにインナーシーツで身体を包むと安心です。
マミー型と封筒型がありますので、お好みに合わせて選べます。
こちらは限られた予算内でオールシーズン使いたい方におすすめです。
自撮り棒
withコロナの登山でなにが一番変わってしまったかというと、山頂で「写真撮ってください」と他の登山者の方に頼まれることがなくなりました。
みなさん自撮り棒を持ってきています。
スマートフォンをシェアすることは危険ということなのでしょう。
実はこれが一番私が変わったと感じた点でした。
まとめ
これは2019年に燕山荘に泊まったときの写真です。
2020年の登山では山小屋でもソーシャルディスタンスの確保が求められます。
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コロナウイルス発生前と後では生活様式が変わってしまいました。
登山でも同じことがいえます。
まさかマスクや消毒液が登山でも必要になるとは思いもしなかったはずです。
山小屋の受付カウンターに飛沫感染対策のビニールが貼られ、山小屋で働く方々がフェイスシールドをしている時代です。
コロナウイルスを山小屋で広めてしまったら、山での医療体制は脆弱なので致命的になります。
この状況は2021年以降も続く見込みなので予防をしっかりして誰にも迷惑をかけずに登山を楽しみたいですね。