こんにちは、オザ(@oz051619)です。
季節はそろそろ11月、晩秋の奥武蔵に登山に行ってきました。
山の難易度としては登山というよりもハイキングです。
この伊豆ヶ岳という山はその名前から静岡県というイメージがありますが、埼玉県の飯能市にある標高850m強の奥武蔵での代表的な山の一つです。
なぜ埼玉にあるのに伊豆ヶ岳?と思うかと思います。
私もその一人でした。
突峰状の山容によるアイヌ語の「イズ」という言葉から来ているとの説や、山頂に登ると伊豆半島まで見渡せるなど諸説があるそうです。
例年では雪山には行かないので11月~12月頃には個人的に山納めをおこないます。
今年も山に雪が積もる前にそろそろ山納めかなと思いながら伊豆ヶ岳に登ります。
伊豆ヶ岳について
伊豆ヶ岳基本情報
伊豆ヶ岳のコースタイム
コースタイム3時間程度の工程です。
山頂の下で男坂を選ばない限りは特に危険個所もないので小さいお子さんを連れて家族で登れる山でもあります。
西武鉄道秩父線の正丸駅へ
伊豆ヶ岳登山は西武鉄道秩父線の正丸駅からスタートです。
正丸駅は圏央道入間ICから降りて30~40分程度車で走ったところにあります。
この時期、時間帯は登山者しか見かけないのどかな駅です。
駅には10台程度の有料駐車場があります。
前払いで1日500円。
本当にさりげなく精算機があるのでお金を払うのを忘れそうになりました、、、
伊豆ヶ岳は駅からすぐに山に入っていけるのでアクセスの良さも人気の一つです。
正丸駅から登山口へ
正丸駅の脇の階段を降りて、線路下のトンネルをくぐります。
民家が点在するアスファルトで舗装された道路を登っていきます。
アスファルト道路と登山靴はあまり相性がよろしくない。
まだ山を歩くモードに切り替わっていない身体には地味に辛い、、、
土石流注意の看板を横目にみながら川沿いの道を進む。
狭い登り坂ですが、地域の方の生活道路になっています。
奥武蔵の紅葉も色づき始めています。
全体的に紅葉しているわけではありませんが、たまにこのように色づいている木を見かけます。
長く続くアスファルト道路の坂を登っていくと登山口が見えてきます。
ここから伊豆ヶ岳の登山道に入っていきます。
長岩峠経由で緩やかな登り坂を登っていきます
川沿いに沿って整備された登り坂を登っていきます。
一部険しい登り坂もありますが、全体的には緩やかでどんどん登ってこれます。
伊豆ヶ岳の男坂について
伊豆ヶ岳は山頂に至る経路として「男坂」という経路もあります。
以前登ったことのある乾徳山のようにほぼ垂直の岩を鎖を使って登る場所があるようです。
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伊豆ヶ岳の男坂は落石注意という看板があり、通行止めになってました。
迂回すべきかなと考えていると、あとからきた登山グループも男坂を回避していたので、釣られるように一緒に女坂に向かいます。
女坂経由で山頂へ
女坂も一部登山道が崩落してるらしく巻道から登ります。
ここだけ滑りやすく急な登りが続きますが、ロープが張られているのでしっかり握りながらいけば大丈夫です。
伊豆ヶ岳山頂に到着
正丸駅から歩き始めて1時間30分。
伊豆ヶ岳山頂にたどり着きました。
山頂からの眺望は望めませんが、そこそこ広いのであちこちで早めのお昼ご飯を食べている人達がいました。
せっかくなので用意してきた食材で山御飯でも作ろうかなとザックから色々取り出していると急に雨、、、
まだバーナーに点火する前だったので急いで畳んで雨着を着て下山を始めることに、、、
下山中はずっと雨が降ったりやんだりです。
正丸峠経由で下山をします
下山は登りとルートを変えて正丸峠経由で下山をします。
軽いアップダウンのあるだけの歩きやすい道が続きます。
奥村茶屋の脇の急な階段を降りていきます
正丸峠を過ぎると切り立った崖の上に見えるのは奥村茶屋です。
奥村茶屋は道路と隣接しているらしく車でも来れるようです。
店内はレストランのようになっているように見えました。
そんな奥村茶屋の裏の急な階段を降りていきます。
奥村茶屋の裏は綺麗に紅葉が始まっていました。
下山していくにしたがって伐採された木材が増えていきます。
飯能市は木材も有名らしく人の手が入っているように思えます。
登山道から時折こんな巨岩を見かけます。
伊豆ヶ岳はこのような岩が多く見かけるように思えました。
なにも考えずに歩いているうちにあっという間に下山です。
下山時刻は12時前、8時過ぎから登り始めているので3時間程度のお手軽登山でした。
伊豆ヶ岳の下山後は「さわらびの湯」へ
下山後の登山はさわらびの湯へ。
実は伊豆ヶ岳に一番近い立ち寄り湯は奥武蔵休暇村らしいのですが、現地に行ってみたところ感染症対策で休日の立ち寄り湯は受け入れていないとのことです。
まさかの立ち寄り湯は平日のみ。
登山後の温泉は士気に直結します。
少し遠回りになりますが、以前棒ノ折山に登ったときに緊急事態宣言中で閉館をしており入れなかったさわらびの湯に向かいました。
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今回は緊急事態宣言も終わっていますので問題なく入れました。
温泉は内湯と露天風呂の二つ。
建物も名栗名産である木材を意識したような開放感のある作りになっていました。
まとめ
雨で食べ損ねた御飯はさわらびの湯の隣の「お休み処ヤマセミ」で済ませました。
さわらびの湯で汗を流したあとに小腹が減ったタイミングでちょうど目の前にあったお店です。
お隣の敷地では北欧風を意識したグランピング施設やサウナがオープンしており、コロナ禍といえども賑わってました。
個人的にはここに次回は北欧風バーベキューをしに来たいと考えています。
たまにはこんなのんびり登山もいいなと思いました。
伊豆ヶ岳は関東の名山100というガイドブックを見て面白そうだなと行ってみました。
この本にはマイナーだけど登りやすい山が掲載されいるので次にどこの山に登ろうか悩んでいる方にはおすすめの本になっています。