北関東

【2022年初登山】母の白滝から山梨県三ツ峠山に登ってきた

こんにちは、オザ(@oz051619)です。

2022年はなかなか天候に恵まれず、5月の連休に入ってから今年初めての登山です。

すっかり下界の暮らしになれてしまっているのでまずは足慣らし。

よく次はどの山に登ろうかなと考えるときに参照をしている「関東の名山ベスト100」にも掲載されています。

JTBパブリッシング アウトドア 編集部 (編集)

三ツ峠山

三ツ峠山基本情報

三ツ峠山基本情報

エリア:山梨県 標高:1785m 時期:春 5月3日
登山レベル:初心者向け
難易度:★☆☆☆☆ お勧め度:★★★☆☆
登山口:母の白滝下

コースタイム

登山コースタイム

母の白滝下→(55分)→鉄塔→(25分)→林道→(80分)→木無山→(10分)→三ツ峠山荘→(10分)→木無山→(40分)→林道→(15分)→鉄塔→(35分)→母の白滝下

コースタイムは全体で4時間30分程度。

「開運山」「御巣鷹山」「木無山」を登頂してこそ三ツ峠山に登ったというべきだとは思いますが、今日は木無山経由で三ツ峠山荘付近を歩いてみました。

三ツ峠山の由来とは?

三ツ峠山の由来とは

よく三ツ峠山と言われることが多いですが、三ツ峠山という名前があるわけではありません。

開運山(1,785m)、御巣鷹山(1,775m)、木無山(1,732m)の3つの頂上の総称です。

あえて山頂を指すとしたら最高峰の開運山を指すことが多いです。

奈良時代から修験道の霊山として知られました。

今ではパワースポットの宝庫とされて初心者でも登れる人気の山の一つです。

三ツ峠山の由来は諸説あります。

三ツ峠山の由来

①山頂付近にわき水があることから水峠と呼ばれ転化したという説。
②三つの尖峰(トッケ)があり、ミツトッケと呼ばれ、それに文字あてたという説。
③木無山、御巣鷹山、開運山を総称して三ツ峠山という説

三ツ峠山へは母の白滝下から登ります

母の白滝下の看板

登山口へのアクセス

河口湖畔から三ツ峠山に登るときに登山者が利用できる駐車場は二か所あります。

河口浅間神社の脇か母の白滝の駐車場です。

河口浅間神社の住所

〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口1

マイカーで登山口に向かう方は河口浅間神社に向かってきたきたほうがわかりやすいです。

今回は母の白滝の駐車場を利用させて頂きました。

母の白滝駐車場のほうが浅間神社近くの駐車場に停めるよりも林道を歩くコースタイムを40分短縮できます。

毎年初めて山に登るときは「山っぽい雰囲気」を楽しめればいいのです。

母の白滝駐車場

母の白滝駐車場

2022年連休前半は雨がちの天気が続きましたが、この日は絶好の登山日和。

母の白滝近くの駐車場からも富士山がよく見えます。

母の白滝前にキャンプ場

母の白滝の駐車場の目の前にキャンプ場ができています。

たしかに富士山絶好のビューポイント。

こんなところでキャンプできたら幸せかもっていう場所です。

目の前はキャンプ場の「私有地」という看板があり、「本当にここに停めて大丈夫かな?」と若干戸惑いますが「山と高原の地図」にはここに10台駐車できると記載があります。

ちゃんと10台駐車スペースがあるのを確認して他に停める場所もなかったので駐車。

林道を歩いていきます

駐車場から林道に入っていきます。

整備された林道の奥から謎の法螺貝のような音と祈祷のような声が聞こえてきます。

「この先に行っても大丈夫なのか」

「怪しげな宗教儀式でも目撃してしまうんじゃないのか」

などと思いつつ、進んで行くと母の白滝神社へ到着。

母の白滝神社へ到着

母の白滝神社

さきほどの林道を歩いてきたときから聞こえていた祈祷のような声ですが、母の白滝で滝行を行っている音でした。

遠くからしているように聞こえた法螺貝や祈祷の音はこの滝行だったようです。

この日の気温は平地では14度程度、河口湖周辺は8度くらいです。

まだまだ寒そうです、、、

母の白滝神社脇の階段

母の白滝脇の階段から山に入っていきます。

階段

序盤は傾斜強めな階段が続きます。

まだ山に慣れていない身体にとっては割と辛くなる階段です。

鉄塔

巨大な鉄塔

ひたすら続く登り坂や階段に息が切れてくる頃に目の前に鉄塔が現れます。

ひたすら登り坂が続きます

階段は鉄塔前まで、個人的には階段は苦手です。

特に山に慣れて息が整う前は辛いです。

ここからは登り坂が続きます。

森林が伐採

新しく登山道を作ろうとしているのか森林が伐採されているところを通過します。

登山道が若干わかりにくいところもあります。

再び登山道へ

伐採地帯を抜けたら目の前に車道があらわれます。

車道を渡って再び登山道へ。

霜柱

霜柱がまだ残っています。

下界は少しずつ暖かくなっておりますが、山の中はまだ寒いままです。

これがまた登山道で滑る原因になりやすいという。

急な登り坂

わりと急な登り坂を登っていきます。

ここまで来てまだ誰も他の登山者の方とすれ違っておりません。

おそらくマイナーな登山道なのかもしれません。

木無山

木無山山頂

三ツ峠山の一つである木無山に到着。

富士山が見える絶好のビューポイント。

ビューポイント

木無山山頂から少し歩いたところに見渡せる場所がありました。

鋸山の稚児落としみたいな場所です。

富士山が見渡せます

富士山や眼下に街も見渡せます。

三ツ峠山荘

三ツ峠山荘

三ツ峠山荘に到着です。

富士山を一望できるベンチや犬小屋もありました。

三ツ峠山荘の車もあったのでここまで車で登ってくることもできるみたいです。

アンテナが見えます

三ツ峠山脇の平坦なところでしばし休憩。

近くにはNHKのアンテナみたいなのもあります。

よく晴れていたので他の登山者の方がここには多かったです。

下山

富士山

下山ルートは「来た道を戻る」です。

登ってくるときはほとんど他の方にも合わず、初めて他の登山者と遭遇したのは木無山を過ぎてからでした。

下山もほとんど人に会わず、たまにすれ違う程度です。

やはりマイナーな道を通って下山したようです。

下山後は河口湖畔の「紅富士の湯」へ

三ツ峠山は8時過ぎに登り始め、12時過ぎに下山。

登山後の温泉は山中湖の紅富士の湯に行きました。

今回の登山口の近くには温泉がないのが難点。

いくつかピックアップしてみましたがどれも遠い気がしたので結局山中湖の紅富士の湯。

紅富士の湯 基本情報

住所:〒401-0501 山梨県南都留郡山中湖村山中865-776
電話番号:0555-20-2700
営業時間:午前11時~午後8時
利用料金:大人800円 学生600円 小学生300円 小学生未満は無料
定休日:9月11日まで無休

利用料金も大人800円で時間無制限とあって良心的に感じます。

この紅富士の湯ではすべての浴槽から富士山を眺めることができます。

時間帯によっては紅く染まる富士山をお風呂に浸かりながら眺められることから紅富士の湯というのだとか。

もちろんお風呂だけではなくお土産なども充実してます。

ゴールデンウィークだけあって紅富士の湯も混雑しておりました。

私が入ったときはそんなでもなかったのですが、出るときには入場制限もかかっていた模様です。

まとめ

今回の登山は足慣らし登山として登ってみました。

しかし三ツ峠山の木無山しか登頂しておらず、他の山まで足を伸ばしておりません。

天候不順やコロナ禍の影響もあり思うように山に登れない日々が続きます。

2022年の初登山も無事に済ますことができました。

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