こんにちは、オザ(@oz051619)です。
連休を利用して八ヶ岳に行ってきました。
目指すは赤岳。
日本百名山ガイドブックでは「上級者向け」の位置づけの山です。
そんな山を初のテント泊で赤岳鉱泉に泊まりつつソロ登山でチャレンジします 笑
初めてのテント泊は前日の夜から気分が落ち着きません。
遠足前の小学生みたいな気分でしょうか。
当日は朝5時起き、5時半くらいに家を出ます。
自宅のある神奈川県から圏央道経由で中央道をひた走ります。
八ヶ岳の玄関口 美濃戸口駐車場へ
8時30分、美濃戸口に到着しました。
八ヶ岳はいくつも登山口がありますが、この美濃戸駐車場が一番メジャーだそうです。
既に車がぎっしり、路駐がずーっと続きます、、、
車の間を進むと八ヶ岳山荘があります。
八ヶ岳山荘の駐車場に停めると駐車料金500円かかります。
車が多すぎて駐車場からはみだしている、、、
八ヶ岳山荘の駐車場からかなり離れた路上の端っこに停めたので駐車料金はかかりません。
身支度を整えていざ出発です。
いざ、赤岳鉱泉へ
歩き始めて感じたことはテント泊装備のザックが重いことです。
もう、一歩が一歩が重い、、、
慣れればなんとかなるものなのか。
登山道で出会う老若男女はなんなく大きいザックを背負っているように見えますが、正直これで山道を登るのはキツイ、、、
綺麗な林道が続きます。
足取りの一歩一歩は重いですが歩いていて気持ちがいい。
しかしこののどかな林道とは裏腹にアブが大量発生。
本当に鳥肌が立ちました。
人間がアブに追っかけられる。
これは決して誇張ではないです 笑
いつものように歩いてても、歩行中のふくらはぎを登山タイツ越しに刺されます。
奴らは身体を何か所も同時にとまってきて刺してきます。
他の登山者グループが悲鳴をあげてました。
「立ち止まったら殺られる。」
本当にそう思いました。
なんで山の虫はこんなに強いんでしょうか。
こんな景色とは裏腹に人間とアブとの死闘は続きます。
あと、途中の写真が抜き出せなくて恐縮ですが、川沿いの道をひたすら登ります。
個人的に八ヶ岳は狂暴なアブが多いと思うので虫よけ必須です。
景色は良いのですが、テント泊装備が重いです。
アブと戦いながらの歩行がキツイ。
アブの大群で精神的にグロッキーになりつつも赤岳鉱泉の山小屋に到着です。
赤岳鉱泉の山小屋に到着
八ヶ岳で有名な赤岳鉱泉。
山小屋の売店。
赤岳鉱泉の山小屋は食事のメニューが豊富です。
メニューはカレーや牛丼、ラーメンに加え、パスタもあります。
カレーやパスタは何種類もあり、どれも美味しそうでした。
登山者の好みをよく心得ていらっしゃいます 笑
売店の近くに湧き水を利用して飲み物が冷やしてあります。
こうして見るとわかりますが、飲み物はお酒ばかりです 笑
初めてのテント設営
いよいよ初めてのテント設営です。
取扱説明書を見ながら組み立てたので、危なっかしく組み立てます。
テントに皺が寄っている気がしないでもないですが、設営完了です。
二人用テントなので中は意外と広いです。
テントの中に装備を入れてみました。
このテントに二人入ったらザックの置き場所に困るような感覚です。
赤岳鉱泉の山小屋のステーキ
楽しみにしていた赤岳鉱泉の夕食。
外でテント泊をしていても夕食だけ山小屋で食べることを選ぶことができます。
このステーキのためだけに赤岳鉱泉に泊まったと考えても過言ではないです。
山小屋とは思えない清潔感のある食堂。
綺麗で食事も美味しいうえに、山小屋としては珍しくお風呂に入れます。
入浴料はかかりますが、山でもお風呂で汗を流せるさっぱり感は格別です。
たまたま同じタイミングでお風呂に入った関西弁のおじさんがフレンドリーに話しかけてくれました。
山のなかでの過ごし方
山の中では独特の時間が流れています。
下界ではせわしなく時間が流れ、常になにかに追われるような生活をしています。
ここではなにもしなくても許されるような独特の時間の流れ。
この体験した者しか感じたことがない時間の流れを私は山タイムと呼んでいます。
うっかりしてしまったのはテントを設営した後にテント場で読むために持参しておいた本などをすべて車の中に忘れてきてしまったこと。
テント場でやることがないのです、、、
食べるか寝ること以外、、、
山小屋の隣に座ってボーっと日の落ちる様子を眺めていました。
時折、他の登山者の賑やかな話し声に耳を傾けます。
日が暮れてしまったらもはやすることがないので就寝は夜8時。
山の夜は早いのです。
日常との違いに驚かされます。
赤岳山頂を目指します
翌日は4時30分起床。
赤岳鉱泉からゆるやかな登り坂を登っていきます。
行者小屋を通過です。
段々と道が険しくなってきます。
急な階段。
山頂直下。結構な高度感です。
そして山頂へ。
遠くに富士山が見えます。
帰り際に山頂を振り返ります。
頑張って登ったのでなんだか名残惜しいですね。
赤岳鉱泉に戻り、テントをまとめてさっさと下山。
帰りにアブの大群とまた死闘を交えながらも帰投。
最後はアブから逃れるために美濃戸駐車場まで猛ダッシュです。
まとめ
帰りの八ヶ岳PAでアイスクリームを食べます。
八ヶ岳だけあって濃厚で美味しいのです。
パーキングのレベルを超えていて、中央道を通りかかると必ず立ち寄っています。
おひとりさまをエンジョイし過ぎですかね 笑
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アブから逃れるための猛ダッシュがいけなかったのか。
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