登山

【嗚呼、無情】知っておきたい毎日あるぺん号の注意点

こんにちは、オザ(@oz051619)です。

最近、登山者の間では有名な毎日あるぺん号を利用しようとして失敗をしました。

そんなに失敗するものではないですが、注意点を紹介してみます。

梅雨に入ったものの、からっと晴れ上がった夏空のような天気が続き。

まもなく関東地方も梅雨明けです。

いよいよ待ちに待った夏山のシーズン到来。

梅雨に入ると家に籠ることが多くなるせいか、山に行きたくて仕方がなくなります。

山に行きたくなっても仕事が忙しくなったりしてなかなかスケジュール調整ができないのが社会人。

せっかくの夏山シーズンなので燕山荘に泊まりたい、燕岳に登りたい。

思い立ったら吉日で毎日あるぺん号を予約してみました。

毎日あるぺん号とは

毎日あるぺん号とは毎日新聞社が運営している登山者向けの夜行バスです。

東京都竹橋からメジャーな登山口まで夜行バスで送り届けてくれます。

東京を夜出発して朝に登山口に着くというまさしく登山者のためのバス。

東京都と登山口を最短で結んでくれます。

職場まで登山ザックを持って行き、仕事終わりにそのままバスに乗って山に行ってしまう人もいるみたいです。

毎日あるぺん号のメリット・デメリット

毎日あるぺん号のメリット

①マイカーを運転していくよりも交通費が安く済みます。
②とにかく楽。あるぺん号に乗っているだけで寝ててもOKです。
③ハイシーズンの登山口駐車場の混雑も関係ない。

毎日あるぺん号のデメリット

①出発点が都内しかない。
②ハイシーズンにはバスが混んでいることも。
③キャンセル料が発生する期間が比較的早いため注意が必要

毎日あるぺん号を予約するにあたっての注意点

毎日あるぺん号にはバス代と山小屋宿泊費をセットにしたセット割というものがあります。

要するにバス代と山小屋をセットで予約すれば安くなりますよというプランです。

しかし、一度予約してしまうと1週間くらい前からキャンセル料が発生してしまいます。

台風も発生しやすい時期ということもあり山の天気は変わりやすく、賭けに近いものがあります。

私の場合は毎日あるぺん号を予約したらもう安心をしてしまい、そのまま仕事に没頭をしておりましてそこまで注意して天気予報も見ておりませんでした。

数日前にそろそろ近くなってきたからと「てんきとくらす」という登山者向けに気温や天候・登山指数などを教えてくれる天気予報を確認したところ、週末の天気は本降りの雨。

てんきとくらすでは登山指数Cです。

登山指数Cとはいっても、実際には晴れていたこともあります。

実際はそこまでではないかもしれない、、、

そんな希望的観測も頭によぎりましたが、毎日あるぺん号+山小屋セット割プランをキャンセルしました。

山を甘くみてはいけないのです。

「行ってみたらそこまでではなかった」はたまたま運がよかっただけ。

悪天候の中をソロで登ったら怪我をするかもしれないですし、最悪遭難して誰かに迷惑かけるかもしれません。

去年、仙丈ケ岳に登った時は、本降りの雨の中を雨着を着て登りましたが。

ゴアテックスの雨着が肌にまとわりついて暑くて気持ち悪かったし。

雨降ってるからずっと下向いて登ってた。

今回は降水確率90%(笑)

万が一、雨の切れ間があったとしても、たぶんガスって展望も効かない。

せっかくの今まで行きたかった山なのに展望も望めずに下ばかり向いて登っていたら台無しです。

もっとベストコンディションのときに挑みます。

ここで気になるのが毎日あるぺん号のキャンセル料。

きゅうせんごひゃくえん、、、

なにもしてないのにこれは痛い。

注意書きにもキャンセル料は総額の何パーセントとかちゃんと書いてありますから別に文句はないんです。

ただ、セット割料金の総額からキャンセル料は発生します。

山では天候不順などが発生する可能性が高いため、山小屋は基本的にキャンセル料をとらないみたいです。

「発生していない山小屋の宿泊料まで毎日あるぺん号のキャンセル料に上乗せされるのか」と若干恨めしく思いました。

天候不順の際に山に登らないことは安全に関わることだし仕方ないことだと思います。

無理をして登る山は楽しくないし、他の方々にご迷惑をかけることはなんとしても避けなければなりません。

毎日あるぺん号ではホームページの注意書きとして「バスが交通事情で動かない限りはキャンセル料発生します」との記載がありますが、山小屋でキャンセル料が発生しないのは天候不順の際に無理して登山者が来ないようにって聞いたことがあります。

毎日あるぺん号にも同じこと言えるんじゃないのかなと思ってしまうこともありました。

今回は自分の不注意なのでこれからは気をつけねばなりません。

山の天気は運のようなところもあります。

天候もこまめにチェックして安全に登山を楽しみたいですね。

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