こんにちは、オザ(@oz051619)です。
今回は晩秋の登山を楽しむべく山梨200名山の毛無山に登ってきました。
実はこの毛無山、以前所属していた登山サークルのメンバーと数年前に登ったことがあります。
そのときの楽しかった思い出もありますが、今回はソロでチャレンジです。
毛無山ってどんな山?
ここで今回の毛無山について軽くご案内します。
毛無山 基本情報
毛無山 トイレ情報
毛無山には登山者用トイレは用意されていません。
駐車場にすぐ近くにファミリーマートがあるので、なにか買うついでに立ち寄らせてもらいましょう。
毛無山山頂への登山ルート
毛無山登山口駐車場から山頂までのピストンです。
毛無山は登山口から急登続き。
なんと累積標高1251m。
地味にキツい山です。
なぜ再び登ってしまったんでしょうか。
毛無山の紹介
毛無山は山梨県と静岡県の県境に位置する山です。
天子山塊の最高峰で日本200名山、山梨100名山、静岡100山にも選ばれています。
毛無山の名前の由来は季節によっては山頂にほとんど樹木がなく、草や笹などで覆われている姿を「毛成(けなし)山」と呼んだことによるらしいです。
毛無山登山口駐車場
今回の登山は平日に有給をとって登りました。
祝日と休日に挟まれた平日の毛無山登山者用駐車場です。
20台程度停められる場所がありますが、平日でも半分くらい埋まっていました。
マイカーで毛無山に向かう場合でもカーナビに上記の住所を入力すればすぐに出てきます。
近くでテント場を運営している「ふもとっぱら」が管理しているようです。
ふもとっぱらは登山口周辺にキャンプ場を管理しているようで、キラキラしたキャンプ場を駐車場に向かうまでに見かけました。
料金箱に封筒が設置されているので車のナンバー等を記入してお金を入れます。
駐車料金は1日500円です。
ちなみに私はキャッシュレス社会にどっぷり浸かっているので普段から財布にあまりお金を入れていません。
駐車料金に必要な現金500円も入っていないため、やむなく近くのコンビニに買い物に行ってお金をくずしにいきました。
山を目の前にしたタイムロスは避けたいところです。
見た目はちゃんと機能しているかわからない料金箱なのですが、下山後にしっかりと領収書が車のワイパーに挟まってました。
毛無山への登山道入り口
毛無山への登山道入り口です。
雲一つない良い天気。
今シーズンで一番の晴れかもしれません。
ロープの脇から奥に進みます。
平坦な樹林帯を歩きます。
この落ち葉が晩秋の登山を思わせます。
登山道へ入ってからすぐに古そうな装置が道端にありました。
知らなかったのですが、このあたりは戦国時代に『麓の隠し金山』と言われた極めて質の高い金山があったようです。
採掘は室町時代から戦後まで続き、この装置はその名残のようでした。
登山道から見上げます。
山頂近くまでだいぶ色づいています。
山頂付近の紅葉はそれほどでもないのですが、毛無山1合目~5合目あたりの紅葉が最も綺麗でした。
毛無山1合目
毛無山一合目。
ここまでは整備された平坦な道が多かったのですが、一合目からはいかにも山登りっぽい道が出てきます。
登山道に「はさみ石」という場所がありました。
文字通り、石と石の間を通っていきます。
はさみ石を過ぎたあたりから鎖場。
鎖場が連続。
ロープを掴んで慎重に登っていきます。
毛無山 二合目~八合目
毛無山八合目の鎖場。
これまでもひたすら急登を登り続けます。
急登と鎖場の連続に心が削られます。
毛無山八合目を過ぎると富士山展望台がありました。
富士山展望台から富士山を望みます。
本当に登山日和です。
毛無山 九合目
やっと九合目に到着。
正直、ここまで来るのに登りの連続でかなり疲れました。
ちなみにここは山頂ではありません。
ここから15分程度離れたところが山頂です。
ここからはやっと平坦な道です。
山頂まであとちょっとです。
毛無山 山頂
毛無山山頂に到着です。
ここまで長かった、、、
ざっくり4時間弱登り続けました。
広い山頂。
13時頃でしたが、山頂には最初は私しかいませんでした。
いつも山ごはんをなんかしら準備してくる私ですが、今日は面倒だったので質素にカップラーメンを頂きます。
毛無山を下山
山頂で富士山を眺めながらカップラーメンを食べてそそくさと下山します。
下山ルートは「来た道を戻る!」です。
登りが急登だった分、下山は急な降りです。
登りはよく整備された登山道で特に意識しなかったのですが、下山は岩と落ち葉で登山道がわかりにくく感じる箇所もありました。
下山中にコケはしなかったものの、少しだけ膝がプルプルしておりました。
下山後の日帰り温泉は?
下山後の温泉は「あさぎり温泉 風の湯」です。
毛無山登山口からマイカーで15分程度。
帰りは東名高速新富士ICで帰るので帰りがてらにちょうどいい位置にある温泉です。
17時までが昼の部とのことで、この日は訪問したのが17時ちょっと前だったこともあり玄関付近で時間待ちをしている人もいました。
館内や更衣室などの設備も古く、「入館料1000円は高いのでは?」と一瞬思ってしまいましたが、炭酸泉やサウナもあり良いお風呂でした。
まとめ
登山マガジンのYAMA HACKでは毛無山のことを「初心者におすすめ」ということで紹介されています。
実際に登ってみると急登続きの鎖場ありのがっつり登山です。
これは中級者向けなのではと個人的には思いました。
急登に地味に精神を削られ、以前登山サークルの仲間と登ったときも「二度目はないかなぁ」と思いながら登った記憶があり、今回も「もう登んねぇ」と思いながら一人で登りました。
しかし喉元過ぎればなんとやらで降りてみたら「良い山だったなぁ」で終わってます。