こんにちは、オザ(@oz051619)です。
週末は以前から泊まってみたかった八ヶ岳のオーレン小屋に行ってきました。
登山雑誌の「泊まりたい山小屋ランキング」で上位にランクインするオーレン小屋に泊まり、硫黄岳、天狗岳を周遊。
お目当てはオーレン小屋名物のボルシチと桜鍋。
山を楽しむというよりも食べる気満々の山旅です(笑)
桜平登山口駐車場へ
オーレン小屋に泊まるために一番近い登山口は桜平です。
150台程度の駐車スペースがあります。
ここで注意しなければならない点があります。
マイカーで桜平に駐車する場合は早朝には駐車をしなければハイシーズンには埋まってしまう可能性が高いです。
桜平駐車場は登山口に近い順番から(上)(中)(下)があります。
登山口から近い順に埋まってしまうため、登山口から徒歩1時間程度離れた(下)の駐車場に停めることになっていまいます。
私の場合は遅めの時間帯に桜平への未舗装のボコボコした道を車で走っていると、下りてくる車の登山者と思われるおじさんに「上の駐車場は一杯だよ」と言われたので、仕方なく一番遠い(下)の駐車場に停めました。
登山口からアブの襲撃を受ける
桜平駐車場に車を停めた直後からアブの襲撃に悩まされます。
本当にしつこいアブです。
歩いていても登山タイツを履いているふくらはぎに止まって刺してきます。
わりと痛いです。
下界のアブのように手で追ったら逃げてくれる生易しいアブではありません。
登山道を歩いているとアブが2~3匹群れて登山者を追いかけてくる様子に殺されるような恐怖を感じました。
以前、赤岳鉱泉から赤岳に登ったときと同じですね。
八ヶ岳は飢えたアブが大量発生してるんでしょうか。
桜平駐車場から登山口までアブが襲ってくる道を1時間歩いていきます。
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登山道入り口
アブの襲撃と肌にまとわりつくような湿気と蒸し暑さに耐えながら歩いてゆくと、目の前に登山口があらわれます。
登山口を登ってゆくとかすかに温泉の匂いがします。
夏沢鉱泉です。
ここにも泊まってみたい気がしますが、今回は通過です。
夏沢鉱泉を通過したあたりから雨がぱらぱら降ってきます。
雨着を着て登山。
ゴアテックスの雨着が肌にまとわりつきます。
登山道のオーレン小屋への看板に励まされながら雨の中を歩きます。
オーレン小屋に到着
降ったりやんだりしている雨の中、オーレン小屋に到着です。
早速荷物を下ろして食堂へ。
お目当てはランチのボルシチです。
雨のせいか山小屋の受付や食堂は大混雑。
ボルシチを注文すべく列に並んでいると目の前でランチの注文は打ち切りになってしまいました(笑)
1日目はずっと雨。
14時にはオーレン小屋のストーブの周りでお酒を飲んで宴会です。
このオーレン小屋、めちゃくちゃ綺麗です。
トイレも水洗で、そこらへんの公衆トイレよりも綺麗です。
八ヶ岳は水資源が豊富なのでお風呂まであります。
かといって、シャワーが使えるわけではなく、湯船からお湯をくんで頭にかける程度です。
他の登山客の方が入っている湯船からお湯をくむので、細かい髪の毛や垢みたいなものも桶に入ってきますが、登山なので特に気にしません 笑
オーレン小屋は個室に泊まれる山小屋です。
追加料金をとられることなく、予約先着順で個室に泊まれます。
私が予約したときは個室は埋まってしまっており、大部屋に泊まりました。
大部屋は一部が二段構造になっています。
自分は運が良かったのかカーテンで仕切れる上段に寝させていただきました。
他にも女性はカーテンで仕切れるところに案内されていたので山小屋側の気配りでしょう。
オーレン小屋名物の桜鍋
夕食は名物の桜鍋です。
コンロを点火してお肉を入れればよい状態で準備されています。
山小屋なのに揚げ物もあります。
八ヶ岳の山小屋は競い合うように食事のクォリティ高いですね。
オーレン小屋の朝食
オーレン小屋の消灯は21時。
5時が朝食です。
朝食はさすがに簡素です。
朝食を食べ終えて、硫黄岳へ向かいます。
2日目 硫黄岳・天狗岳を周遊
一日目に天候が悪かった分、二日目は絶好の登山日和です。
以前、赤岳に登ったときに行かなかった硫黄岳に行くことにしました。
硫黄岳山頂からの眺めも最高です。
硫黄岳を下って、一日目に雨で行けなかった天狗岳に向かいます。
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天狗岳は2年ぶりくらいです。
ここでも絶好の登山日和です。
この稜線歩きが好きなんです。
だから登山はやめられません。
オーレン小屋で待望のボルシチを食べる
お昼頃には硫黄岳・天狗岳周遊の山旅からオーレン小屋に戻り、一日目に食べ損ねたランチのボルシチにリベンジです。
これで税込1,200円です。
野菜もお肉もしっかり入っています。
このボルシチが想像以上に美味しい。
このボルシチを食べるためにオーレン小屋にまた立ち寄りたいくらいです。
街中にあっても人気が出るレベルのボルシチです。
ボルシチを食べてオーレン小屋を後にし、帰りにまたもやアブの襲撃に悩まされつつも15時には下山しました。
オーレン小屋から眺める星空
この山旅で印象に残ったことは、オーレン小屋から眺める星空が言葉に言い表せないくらい美しかったことです。
iphoneのカメラでは写せない美しさ。
オーレン小屋の前のテント場に出て行って見上げた星空の美しさは忘れることができません。
しっかりと目の網膜に焼き付けてきました。