登山コラム

【登山に出会いはあるのか?】実体験から考えてみた。

社会人になってから登山を始める方の気になることの一つに「登山に出会いがあるのか?」ということがあると思います。

学生時代と違って社会人は出会いが少ないです。

ビジネス上のステイクホルダーとしては薄いつながりを持っている人はたくさん生まれるのですが、それ以上に親近感を持つ人は生まれにくい印象です。

いきなり結論から申し上げますと、登山に出会いはあります。

私自身も彼女と一緒に山に行っていた時代もあります。

登山で出会うってどういうこと?

少しだけ深堀をしてみました。

山で出会うということ

普段、なかなか出会いがない社会人にとって趣味を通じて自然に仲良くなってお付き合いできることって憧れですよね。

昔は登山というと年配の方が多いイメージが多かったのですが、近年では若い男女がグループや一人でも登っている姿を見かけます。

ただ、登山中にそういう姿を見かけることがあってもお互いにきっかけがないと接点を持ちづらいのが現実です。

山道で知らない人に声をかけられても怖いだけかもしれません。

何事も工夫が必要です。

山小屋の場合

なかなかきっかけを持ちづらい登山中でも接点を持ちやすいのが山小屋です。

山小屋は14時近くには到着して食事や寝るまでの時間を思い思いに過ごします。

大きい山小屋では談話室があって山の本や漫画も置いてあったりするのでを読書をしたりお酒を飲んだりすることが多いです。

また食事のときには独り登山者同士で隣同士に座ることが多いので自然と会話が生まれて男女問わずに仲良くなれます。

みなさん山小屋に泊まるくらいなので山の話題で盛り上がれます。

しかし、あちこちの県から来られている方が多いので「たまたま近所だった」みたいな奇遇がない限りはその場限りの付き合いになってしまうことが多いです。

社会人サークルという選択肢

共通の趣味から少しずつ関係を発展させたり、緩くつながりを持ちたいのなら社会人サークルがおすすめです。

私は登山がまったく初めてのときは登山サークルに入りました。

山に行くときはまったくの初対面なのでお互いを知るためによく懇親会を定期的に開いているサークルが多いです。

まず懇親会でお互いにどんな人か知ってから一緒に山に登れます。

男女共に定期的に新しい方が入って来るので、気がつけば疎遠になってしまう場合もありますが男女問わずに新しい知合いが次々と出来ていきます。

社会人になると広いようで狭い人間関係しか築けないことが多いのでこういった学生のときのような利害関係がない仲間って本当に大切だと思います。

スポーツやろうよ!というサイトをご存知でしょうか。

こちらでは登山だけじゃなく、色々な分野の社会人サークルが登録されておりサークル所在地、サークル構成員の年代などから自分の条件にあったサークルを探すことができます。

ちなみに私もサークルで一緒に登っていた方と男女と問わずに気がついたら個人的に山に登るようになってました。

マッチングアプリもありかも

共通の趣味での出会いなら、マッチングアプリを利用することもありです。

以前はあまり良いイメージを求めていなかったマッチングアプリ。

日本でもマッチングアプリを利用した出会いや結婚が徐々に増えてきています。

ペアーズomiaiでは「登山好きな人が集まるコミュニティ」などに入ることができるため、共通の趣味を持つ人が集まりやすいようになっています。

アプリでせっかくマッチングしてもメッセージが続かないとお悩みの方や実際に会ってもなにを話せばいいんだろうという方にも共通の話題があればすぐに仲良くなれます。

社会人サークルの場合はサークル内での人間関係があるため、グループでの付き合いから個人の付き合いに移行するときの周囲への気兼ねがなくなります。

まとめ

ありそうでないような山での出会い。

山小屋・登山サークル・マッチングアプリの3点をご紹介させていただきました。

山小屋では積極的に話しかけてもお相手に迷惑ということもありますし、登山サークルもそういう場所ではないのでTPOをわきまえた行動をしましょう。

結局、変に意識してないときのほうが人間うまくいくことが多いです。

-登山コラム
-