こんにちは、オザ(@oz051619)です。
今回は山梨県北杜市清里にある清泉寮に泊まってきました。
清里の新鮮な野菜・美味しいジャージー牛乳・名物のソフトクリーム。
どれをとっても美味しくないものが見当たらないという環境下、清泉寮は清里の象徴的な存在です。
山梨や長野への登山帰りに気になっていた方も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
ふと思い立って宿泊予約をしてみようと思っても土日は満室なことが多い清泉寮。
いつも大人気です。
平日なら多少は予約に空きがあるかも!と。
平日に泊まれるチャンスがあったので初めてお泊りをしてみました。
清泉寮といえば、地元食材をふんだんに使ったブッフェ。
コロナ禍において清泉寮名物のブッフェはどうなってしまったのか。
2021年の清泉寮宿泊体験記をまとめてみました。
清里高原の森と牧草地
広々とした高原、遠くに見える山々。
清里駅周辺は80年代に高原リゾートとして注目され、バブル崩壊によって一気に寂れてしまって再開発も行われずに廃墟と化してしまいました。
一時期は原宿並みに若者が溢れ、交通渋滞で全然進まなかった時代もあったそうです。
建物も当時流行ったメルヘンチックな建物のまま。
なんだか時が止まって人だけが消えてしまったかのような虚しさを感じます。
清泉寮のある牧場はそんな清里駅からほど近く。
歩いて行ける距離にあります。
私が2020年夏に立ち寄ったときは駐車場も満車で収容しきれない車があちこちで右往左往、やっと車を停めたと思ったらショップはソフトクリームを求める人達で大行列でした。
今回は平日に訪問し、7月8月のハイシーズンからも少しずれています。
「混んでるかな~」「コロナ禍だし、空いてて欲しいな~」と願いながら行ってみると、さすがの清泉寮も空いておりました。
ひっきりなしに車は来るものの、駐車場には余裕がある様子。
清泉寮の建屋は敷地内に点在しており、まずは清泉寮ファームーショップを訪問。
清泉寮ファームショップ
清泉寮ファームショップは牧草地のなかに佇むカフェレストラン。
こちらも休日は激混みであることが予想されますが、私が訪れた日は閑散としておりました。
とりあえず有機栽培コーヒーとパンケーキをテラス席で頂きます。
パンケーキのジャージークリームが濃厚です。。。
都市部に流行のパンケーキのお店は数多あれど、この味は清里でしか出せません。
あとはお土産物コーナー。
ここでも清里で作ったジャムや清泉寮オリジナルグッズが沢山販売されていました。
いよいよ清泉寮へ
清泉寮ファームショップでパンケーキを頂いてお腹を整えたあとは清泉寮本館へ。
チェックインは新館です。
本館には歴史ある客室とお土産物屋さん、2階に本館レストランがあります。
チェックインのために清泉寮新館側に回ります。
こちらは清泉寮新館の玄関です。
清泉寮新館は2009年に本館のイメージを継承して建設されました。
派手さがあるわけではありませんが、木のぬくもりが感じられる清潔感のある作りになっています。
清泉寮のロビーの様子。
天井が高く開放感があります。
フロントに行く前にコロナ対策の検温・手指消毒。
従業員の方も応対が丁寧で好感が持てました。
暖炉がたかれ、傍らにサービスのコーヒーマシンや貸し出し用の本コーナーもあります。
ここなら本を読みながらコーヒーを楽しんで静かな時間を過ごせそうです。
今日泊まることになった清泉寮の新館でのお部屋です。
和室と洋室があるようですが、今回は洋室です。
質素ですが、どことなく落ち着きがあり清潔感があるお部屋です。
おまけに部屋に暖炉までついてます。
客室内もこの天井の高さ。
天窓から光が差し込んできます。
客室のベランダ。
森が目の前まで迫っています。
ハイシーズンの頃にここに座ったら気持ちよさそうです。
清泉寮のこだわりブッフェ
食堂の写真は今回はありません。
清泉寮といったらこだわりのブッフェが定評があります。
特産の高原野菜にジャージーミルクをふんだんに使った料理を好きなだけ食べれます。
清泉寮の人気の一つです。
ところがコロナ禍になりブッフェに抵抗がある方も多くなる世の中になりました。
これほどまでにトングを不特定多数で使い回したり、お料理の前で飛沫を飛ばすことがNG行為になってしまった世の中で清泉寮名物のブッフェはどうなってしまったのか。
私も気になっていたので清泉寮に少し前に宿泊された方の投稿をネット検索してみると、一時期はブッフェを中止していたそうなのですが、私が宿泊した頃は感染対策をしっかりした上でブッフェを再開しておりました。
清泉寮で行われていたブッフェでは以下のことを重視していました。
注目すべきはビニール手袋です。
ビニール手袋をするときに手間にならないようにトレーなどを持ったまま片手で手袋を装着できる装置が設置されていました。
手を装置の上にかざすと、手袋一枚分だけフワッと微風で浮かび上がって片手で手袋を装着できるようになっています。
この装置のおかげで手間いらずでブッフェが楽しめました。
清泉寮の食事ではやはり高原野菜をふんだんに使ったサラダ、きのこたっぷりのオードブル、ジャージーミルクを惜しみなく使ったデザートが美味しかったです。
清泉寮のお風呂
清泉寮にお風呂があるというイメージをあまり持っていなかったのですが、新館には大浴場や露天風呂もありました。
昔は温泉が出ていたそうなのですが、濃度が低下してしまい現在では八ヶ岳の湧き水をお風呂に入れているそうです。
露天風呂からは満天の星空が見えそうなのですが、この日は残念ながら曇り。
よくネットを調べると芋の子を洗うように混み合うと書かれていることも多いのですが、この日は平日というだけあって入浴しているのは私だけでした。
清泉寮の暖炉
お風呂からあがって客室に戻って気になるのは暖炉です。
清泉寮の暖炉は脇に薪が置いてあり、自分で自由に使えるのです。
普段、暖炉を触ったこともない私のような宿泊者が屋内で火遊びしても大丈夫なんだろうか、、、という若干の不安を感じつつも清泉寮の方が部屋に暖炉の火の起こし方というマニュアルを置いてくれていたので早速熟読。
マニュアル通りにやってみたら私のような人間でも無事に暖炉を使うことができました。
思ったよりも煙くもならず、火の揺らめきや薪のパチパチいう音に落ち着きます。
そして火を燃やし続けることがすっかり楽しくなってしまい、日付が変わるまで薪の位置を調整したりと火のお世話に没頭しておりました。
まとめ
翌朝も曇り。
抜けるような青空や満天の星空を見ることはできませんでしたが、平日に行ったのでのんびりとした清里を楽しむことができました。
以前、ふらっと立ち寄ったときに大行列で食べる気が失せた名物の清泉寮ソフトクリーム。
今回は並べずに食べれました。
これも平日ならではです。
夕食も朝食もとっても美味しく清泉寮で幸せな二日間を過ごすことができました。
このあとは贅沢にも清里の萌木の村ROCKへ立ち寄ります。
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